少しずつ春らしくなってまいりました。

第21号の近刊案内です。

紙版・kindle版ともに、4月29日発行です。

今号もどうぞよろしくお願い致します。

紙媒体:本体750円(定価825円)
電子媒体(kindle版):本体600円(定価660円)


『窮理』 第21号

表紙画/戸田盛和「別荘小屋」
裏表紙画/細谷暁夫「手燈

(エッセイ)

「自然界の縞模様」に光を当てる/川上紳一
単純化とバランス―自然科学と人文科学/千葉俊二
私の宝物(前編)/亀淵 迪

(トピック)

滑稽窮理 臍の西国―明治初頭の啓蒙書ブームと増山守正/真貝寿明
「間違いではないが、正しくはない」論理/岡本秀穂

(連載)

音楽談話室(二十一)聴覚の謎/井元信之
仁科芳雄と日独青年物理学者たち(五)湯川秀樹の渡欧(後編)/伊藤憲二
随筆遺産発掘(二十一)「稻むらの火」の教方に就て(抄)/今村明恒(解説:細川光洋)
本読み えんたんぐる(十七)宇宙は〈いま・ここ〉、夢やロマンじゃない/尾関 章

(コラム連載)

窮理逍遙(十四)息の長い量子語り手のハートル/佐藤文隆
窮理の種(二十)松島の月/川島禎子