第25号の近刊案内です。

紙版・kindle版ともに、4月24日発行です(書店等への搬入は4月下旬予定)。

今号巻頭の亀淵迪先生のエッセイは貴重なご遺稿です。
今回から新連載が幾つか始まります。
伊藤憲二先生の仁科芳雄をめぐる旅、学術誌ヒストリー、そして科学随筆U30!
亀淵先生からのバトン、しっかり繋ぎます。

今号もどうぞよろしくお願い致します。

紙媒体:本体750円(定価825円)
電子媒体(kindle版):本体600円(定価660円)


『窮理』 第25号

表紙画/戸田盛和「フィヨルド」
裏表紙画/細谷暁夫「オオイヌフグリ」

(エッセイ)
窮理考 ファウスト寸劇余話/亀淵 迪
リアリティ 一九四九年の日本文学・物理学/島田一平
ロゲルギストの卓越性を授業で再現するための工夫/内田麻理香
宣長・秀雄・秀樹 主観と客観とをめぐって/今野真二
アクティブマター物理学による経典的信条からの脱却/西口大貴

(連載)
学術誌ヒストリー(一)『東京物理学校雑誌』を受け継ぐ/大石和江
音楽談話室(二十五)春の琴始め/井元信之
仁科芳雄をめぐる旅(一)里庄浜中とその周辺(前編)/伊藤憲二
科学随筆U30(一)ワイヤロープの振動と林業/すぎおとひつじ

(コラム連載)
窮理逍遙(十八)バロージャ一家の亡命/佐藤文隆
窮理の種(二十四)猫の足痕/川島禎子