第28号の近刊案内です。

紙版・kindle版ともに、10月1日発行です(書店等への搬入は9月下旬予定)。

本号で創刊10周年を迎えます!いつもより記事本数も増やし、巻末には十年分の総目次も掲載します。新企画の「科学随筆UN PASSAGE」も今号から始まります。楽しみにしていただけましたら幸いです。

紙媒体:本体1000円(定価1100円)
電子媒体(kindle版):本体800円(定価880円)


『窮理』 第28号

表紙画/高木隆司「夕焼雲と森林のかっとう」
裏表紙画/細谷暁夫「秋」

(エッセイ)
物理学者とエッセイの系譜/永田和宏
発見と驚きと感動の記述/蜂飼 耳
サイエンスエンターテイナーという職業 二人の先人に想いを馳せて/五十嵐美樹
ファラデーに学ぶこと/市村禎二郎
寺田寅彦「随筆難」と父/花輪昭太郎
演劇「光子の裁判」/渡辺美帆子

(連載)
学術誌ヒストリー(四)初期の『Philosophical Transactions』を再読する/柴田和宏
音楽談話室(二十八)AIは人間並みの芸術作品が作れるか?/井元信之
仁科芳雄をめぐる旅(二)岡山市(後編)第六高等学校/伊藤憲二
科学随筆UN PASSAGE(一)雲とかなしみ/西一六八
科学随筆U30(四)茶碗の輝き/藤むすめ(講評:佐藤文隆、細川光洋)
窮理のことのは(二)全体は部分の総和たり得るか/今野真二

(コラム連載)
窮理逍遙(二十一)才気あふれるリンデ/佐藤文隆
窮理の種(二十七)ラジオ百年/川島禎子