新しい年が明けました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

今年最初の備忘録を更新しました()。

昨夏に芥川賞で注目された『サンショウウオの四十九日』(朝比奈秋)の感想文のような形ですが、偶然にも第19号で取り上げたシュレーディンガーの世界観と交差するものが多く、登場人物の姉妹にインスパイアされました。

これは朝永振一郎『光子の裁判』に登場する主人公“波乃光子”と重なる人物像です。その性格(性質)が似て非なる所も興味深かったです。波であり粒子であるような人間とは一体どんな人物像なのか…、お読みいただけたら幸いです。