昨夏、ちょうど一年前に刊行した『寺田寅彦「線香花火」「金米糖」を読む』を、東京都市大学特任准教授・五十嵐美樹先生のラジオ番組「ドタバタ科学ラジオ」でお勧め科学本として取り上げていただきました!

五十嵐先生はじめ関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

紹介してくださった五十嵐先生は、大学で教鞭を執るほか、“踊るサイエンス・エンターテイナー”として全国各地や世界でサイエンス・ショーもなさっている方です。TEDでの先生のプレゼンテーション動画やご著書など、多彩な活動の詳細はこちらのページをご覧ください()。

踊るだけでなく、音楽の作詞・作曲もなさっている五十嵐先生が寅彦先生に感じた親近感であったり、本書の随筆「備忘録」に感じた随筆表現の美しさや感性、漱石先生との関係など、新鮮な感想が語られています。五十嵐先生のご出身校は、寅彦先生の長女・貞子さんと三女・雪子さんも学ばれた三輪田学園(当時は三輪田高等女学校)という共通点も不思議な縁です。